さてこの記事では
育休中に英語が勉強できたらいいな
少しでもスキルアップするにはどうしたらいいんだろうか
こういった疑問に答えるべく、育休期間中にできる英語学習法を解説しています。
この記事ではほぼ何も話せなかった僕が、8ヶ月の育休の間にどのように勉強をし、どうやって英語を話せるようになっていたのかを解説しています。
およそ1ヶ月の基礎勉強と、1日30分のオンライン英会話を中心とした実践練習によりみんな大体話せるようになるんじゃないかと思いますのでぜひ最後まで見ていってください!
男性育休の間に英語が聞ける、話せるようになった
僕は男性育休を8ヶ月取得している間に英語を聞ける、話せるようになりました。
家事育児そっちのけで英語学習をしていたわけではないですよ。
どちらかといえば家事育児メインでやりながらの『ながら勉強』で習得していった感じです。
ちなみに元々の英語力はからきしで、TOEICでいえば500点レベル。
話すことはほとんどできませんし、聞き取りもからきし。
新婚旅行でアメリカに行ったときは「hot」や「water」も通じませんでしたw
まぁ今も別にペラペラではないですし、映画を字幕なしで見るのは厳しいです。
ただ、普通に意思疎通はできますし、映画もなんとなくだったら意味を取ることができるという感じ。
たまたまアメリカ人と話す機会があったので、自分の英語についてどう思うか聞いてみたところ
全然自然だよ!発音も表現も普通の日本人より全然( ・∀・)イイ!!
とのこと。
素直に嬉しかったです。
この記事ではどういう方法で育休中に英語を習得し、育休終了後にどういう取り組みをしているかを紹介していきたいと思います。
育休中にこそ英語を学ぶ意味
まず初めになぜ育休中に英語を学ぶべきか書いておきます。
僕は育休中にこそスキルアップを推奨しています。
日本人の育児観、育休観として『休んでいるなら育児に専念すべし』というものが色濃いです。
しかしあくまで職場復帰が前提である以上はスキルを錆びつかせないことのほうがはるかに重要。
そのためには家事育児のスキマを縫ってなんとかスキルを上げる必要があります。
しかし家事育児は両手、両目が塞がることが多い。
そこで耳と口を使う語学学習は家事育児をしながらの勉強にはうってつけなんだと感じました。
実際に僕は
子どもが寝ている間→本で勉強、オンライン英会話、動画視聴
家事育児をしている間→You Tubeチャンネルを聴く、シャドーイング
こういった方法を使い分けて勉強していました。
育休中はどうしても家の中で引きこもりがちです。
一方でオンライン英会話だと世界中の先生と会話ができるので、勉強をしているというより息抜きとしても最高でした。
セルビア人の美人の先生ばかり選んでたしね
基礎勉強編
さて、まずは基礎勉強編として本での学習、You Tubeチャンネルの視聴の2つを提案します。
ここに書いた方法は1日15分を1ヶ月取り組めば十分にこなせるレベルの内容です。
もちろんこれをやったら英語ペラペラになるということはありませんが、最低限英会話の土俵に立つくらいはできます。
そして一度土俵に立ってしまえばあとは継続していくだけなのでホントにこの最初が肝心。
その最初に僕が勉強したのは本でした。
わからないことを勉強するときには本が良いとは世の中の頭が良い人が一番言っている方法です。
いきなり英会話教室に殴り込めるメンタルの持ち主はいいかもしれませんが、普通は本で一通り知識を入れておくのがおすすめ。
最近はYou Tubeで勉強する人も増えていますね。
英語のような語学練習はやっぱり映像もあったほうが勉強も捗るのでそれを紹介していこうと思います。
本で学習する
さて、それではさっそく『これだけ読んでおけば英会話をこなせる』と思う珠玉の3冊を紹介します。
英会話をやるためには当たり前ですが、話す・聴くの2つをやる必要があるので、それぞれのおすすめ本を紹介します。
話せるようになるための1冊
中学、高校まで真面目に学校英語をやってきた日本人の場合、大体何も話せませんねw
頭の中で文法を組み立てて〜、とやっているとダメなんですよ。
強調構文とか受動態とか誰も使ってませんから!
そんなときに出会ったこの1冊!
この本は学校英語しか知らなかった自分からすると目からウロコ!
この本でも推奨されていますが、これを1冊読んでからとりあえずオンライン英会話で体験レッスンを受けるというのがおすすめ。
この本でとてもいいなと思うのは『釣り竿表現』。
意思疎通で大事なのは
・自分がやりたいこと
・相手にやってほしいこと
を伝えられること。
ぶっちゃけ会話とはこの2つを言い合っているといっても過言ではありません。
そんなときに
・自分がやりたいこと→May I 動詞〜?
・相手にやってほしいこと→Would you 動詞〜?
この2つを覚えれば大体会話が成り立つというのが釣り竿表現。
(これ1つあれば応用が効くという意味で釣り竿なんでしょう)
だからオンライン英会話にいきなり乗り込んだとしても自分が話したければ
May I speak?
でOKだし、相手に話してほしければ
Would you speak?
でOK
おそるおそる自分も使ってみましたが、それだけで会話が成り立ちます。
さっそくあなたもオンライン英会話を試してみたくなったのではないでしょうか??
聞けるようになるための2冊
続いてはおすすめはこの1冊。
すでに絶版になっていますが、アマゾンでは中古を数百円で購入できるのでおすすめ。
日本人なら誰でも知っているような英文もリスニングとなると聞き取れなくなる法則をきちんと解説してくれています。
具体的には英語には次の7つの変化があります。
「音が弱くなる」
「音が短くなる」
「音がつながる」
「音が消える」
「音が抜け落ちる」
「音がとなりの音に似る」
「音が別の音に変わる」
この変化を知ることで僕は英語の聞き取りが格段にできるようになりました。
まずは本書に付属しているCDを聞きながら法則を理解していくのがおすすめ。
数時間あればすべてのパターンは理解できると思うので、あとは実践を通じて体に覚えさせていくのがすごく大事です。
次のステップとしては英語の聞き取りの練習がおすすめ。
その入門書としては次の1冊をやるだけでOK。
僕はこの1冊で上に書いた英語法則を実感しながら1つ1つ身に馴染ませていくことができました。
※ディクテーションとは耳で聴こえた英語を紙に書き取る練習方法です。
最初はすごく簡単な英文からスタートしますがそれでもあまり聴こえませんでした。
それでも書き取りをしてわからないところを何度も繰り返し聴くことで、自分の弱点や英語のパターンを把握できるようになりました。
これは英語学習においては非常に大事なステップで、今後勉強していく際もこの自己発見のプロセスは引き続き使っています。
1日15分程度の練習でも1ヶ月もあれば1冊終わらせられると思いますのでぜひ基礎練習として取り組んでみてください。
実践編
オンライン英会話を毎日25分やる
僕が一番英語力が上がったと思うのはオンライン英会話を毎日やったことです。
しかも夫婦揃って育休を取っていたので、毎日誰とも話をしない生活だったもので密かにこの英会話の時間はとても癒やしでした笑
いつもセルビアやクロアチアあたりの東欧美女を選んで25分間の会話を楽しんでいました。
このキャバクラで英会話クラブで相手を楽しませるために日々ボキャブラリーを増やしていったのでした笑
もちろん奥さんにばれないようにヘッドホンは必須。
まぁ半分冗談ですが、ある程度ヨコシマなほうが勉強は捗るものでしょう笑
僕はDMM英会話というのをやっていたのですが、まぁいっぱいあるんでどれでもいいと思います。
ただ、ほとんど自分がなにも話せなかった経験から踏まえると次の3つのポイントは押さえておく必要があります。
全然英語を話す自信がなくて、日本人相手にやるのをおすすめしているサイトもあります。
ただ、僕個人としては辞めたほうがいいと思います。
というのも僕自身は追い込まれないとやれないタイプなので、いざ困ったら日本語に逃げられるとなったら上達が遅れそうだなと。
なんだかんだ身振り手振りや表情で意思疎通はできなくもないので日本語を使えない環境でやったほうが上達は早くなります。
大事なのは英語を覚えることではなく、英語圏の人とコミュニケーションを取ることです。
初心者はフィリピン人がおすすめ
英会話に自信がない人はフィリピン人の先生がおすすめです。
僕はオンライン英会話でいろんな国の人と会話しましたが、フィリピン人の先生が初心者にはいいと思います。
理由としては、フィリピン人の英語は聞き取りやすく、そして日本人丸出しの発音でも聞き取ってくれるからです。
そして同じアジア人で、親日国なので打ち解けやすい先生が多いように感じます。
逆にアメリカ人やイギリス人などのネイティブスピーカーだと、会話がかなり早かったり砕けてたりし過ぎて全然聞こえません。
そしてこっちの日本人丸出しの発音だと何回も聞き返されます。
これで心が折れる人は少なくないと思います。
さらにネイティブだと、努力して英語を身に着けたわけでもないのでこちらの苦労がわからない人が多いような気もします。
ひたすら早口の英語で「any」と「some」の違いや、「almost」と「most」の違いを説明してくれるアメリカ人の先生もいましたが、求めてるのはそういうことじゃないんですよね。
相手は日本人が犯しやすい間違いということで解説してくれてるんでしょうけど、そのへんのズレ方が気になる先生がネイティブには多かったです。
そんなわけで同じアジア人、勉強して英語を覚えた、発音ゆっくりのフィリピン人がまずはおすすめです。
ネットフリックスで好きなドラマを英語字幕で観る
英会話だけだと生の英語が全然足りないので映画やドラマで英語を浴びましょう。
育休中はなかなか外で気分転換というわけにもいかないので、僕は子どもが寝ている時間は映画やドラマを観ていました。
奥さんと一緒に好きなドラマを観ると英語勉強にもなるし、気分転換になるしおすすめです。
がっつりと英語教材を聴くのもいいですが、楽しみながらやったほうがいいと思うので、僕は映画やドラマを推します。
ではどのサービスで観るのが一番いいのか?
僕はアマゾンプライム、dTV、Huluなど色々試しましたが、次のような理由でネットフリックスが一番いいと思います。
ネットフリックスは次の理由で映画やドラマを楽しみながら英語学習するにはとっておきの環境なんです。
いずれもワンクリックで、というのがポイント。
順番に解説していきましょう。
まずは字幕系。
ネットフリックスはワンクリックで字幕を消したり、英語字幕を選んだりということが動画再生中にできちゃいます。
そうするとまずは字幕なしで見る→よくわからなかったら字幕をつけて巻き戻すといった動きが可能になります。
または最初から英語字幕で見たり、日本語字幕で見たりと自分の時間とコンディションによって濃淡を付けながら鑑賞することができるんですね。
アマゾンプライムビデオだと、作品を選ぶ段階で吹替版か字幕版かを選ぶ感じになるので、再生中に切り替えるということができません。
これがネットフリックスで英語学習するときの強みとなるわけですね。
次に再生速度。
ネットフリックスはゆっくりしたり早くしたりできます。
僕は『ブレーキングバッド』と『ウォーキング・デッド』という海外ドラマをネットフリックスで観ました。
そのときじっくり英語を聞きたいときは遅く、先が気になるときは速く再生していました。
1.5倍速で観たら大体1話30分くらいでみれます。
日本語字幕をつけていたら1.5倍速でも全く問題なく見れるので物語を速く見たいときにいいです。
しかししばらくして気づいたのですが、だんだんと1.5倍速の英語でも聞き取れるようになっていきました笑
そしたら通常速度の英語がめちゃくちゃゆっくりに聞こえるので、まんざら意味がないわけでもないんだなぁと思います。
You Tubeチャンネルを”聴く”
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