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【男性育休周囲の反応】2000人の意見をまとめてわかった。迷惑がられる男性育休の実態

男性育休ライターでファイナンシャルプランナーの『ズボラ夫』と申します。

僕は2020年に8ヶ月の男性育休を取得しました。

このブログでは男性育休に関するノウハウ日本一を目指し、文庫本5冊分のノウハウを無料で公開しています。

単に苦しい育児で終わらせるのではなく、『楽しい育児』、『スキルアップする育休』を体現。

おかげで毎日料理を作りながら、英語も話せるようになり、プログラミングもできるようになりました。

また育休中に始めた株式投資でも200万円を超える含み益を得ることができ、収入面でも大きくプラスにすることができました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

さて、世の中では男性育休の機運が高まっています。

男性育休が自由に取れる世の中に!

という旗印がキラキラはためいています。

この風潮もあって男性育休の取得を検討されている方も多いのではないでしょうか。

もし男性育休を取ったら周りにどう思われるのか?

そういった実際の周りの反応って気になりますよね。

歓迎ムードなのか、反対ムードなのか、はたまた諦めか・・

この記事では男性育休に対する2000人の意見をまとめてみました。

まとめてみるとわかりましたが、いくつかの意見に集約されると感じます。

しかし賛成派がこんな感じだったとは・・・!

↓情報ソース

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。
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元記事はコチラ↓

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この記事ではママ⇒職場の人という順番でみていきます。

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子育てをするママからの意見

それではまずはじめに子育て経験のあるママからの意見を見ていきましょう。

男性育休を取るかどうか考える上では一番重要といっても過言ではないですからね!

さっそく見ていきましょう!

そもそも奥さんが賛成しない派

いやいや、こんな意見からでいいんかい!

という声が聞こえてそうですが、非常に重要なのでここから始めます↓

男性の育休取得については、私はどうかなぁ。
子供が産まれたらお金がかかるから、旦那には育休取らずに働いていて欲しいかな。
ただ、早く帰って来てくれたらすごく助かる。
毎日お風呂の時間に帰ってきてくれたら、それだけでいいかな私は。
夫婦揃って育休1年取った友達がいたけど、毎日一緒で逆にストレスって言ってた。
確かにな、と思う。私だったら絶対嫌だ笑

僕が男性育休を取るといったときも、職場の周りのママさんたちは、

自分の旦那が育休取るって言ったら絶対ヤダ。
どうせ役にも立たないし世話する人数が増えるだけ。せめて外で金稼いでこいや。

こういう意見ばっかりでしたね(笑)

男性育休ってまだまだ一般的ではなく、取るだけでクビになったりキャリアが閉ざされたりするリスクがあります。

キャリアをリスクに晒して男性育休を取ったところで役に立つのか?

というママが多いんでしょうね。

家で役に立たないやつが金稼ぎというポジションをリスクに晒すなや

ってことですね。

僕もめちゃくちゃ耳が痛いです。

僕の場合は大企業でクビはないか、と思っていたこともあって男性育休を取ることにしましたが、家ではまるで役に立たなさそうな感じでした。

正直キャリアを捨てる覚悟に実力が伴っていたかと言われるとかなり怪しい。

男性育休よりも男性の時短勤務を望む声

次は男性育休とまでいかなくても男性の時短勤務を望むママからの意見です。

休まなくていいから、せめて四時上がりで五時には家に居てくれるだけでだいぶ違うと思うんだが。。毎朝7時前に家出て夜9時頃帰ってくる生活が続くからお互いにしんどいわけで。。一年間育児時短を男性が取れたらいいのになーと思ってます。。夕方ちょっとだけでも1人の時間取れたら私は結構頑張れる気がする。。ゆっくり風呂入るだけでも!そーゆー論点じゃないんかな。。

実はこのコメントはこのヤフコメ内で一番反響があったものです。

実際に子育てをしているママからの意見なので説得力がありますね。

そして現状の男性育休が置かれている状況を踏まえても非常にリアリティのある意見だと思います。

この意見に対してこんな意見もありました。

勤めている会社の場合、時短だと残業代も出ず給料が6〜7割程度になり、育休で支給されるお金とそこまで変わらないので、それなら育休取って働かない方がマシかなと考えてしまう。
その後の出世の話を考えると、また別なのかもしれないが。

いや、これは全くそのとおりなんです。

確かに時短勤務の場合は会社によるかもしれませんが給料が2〜3割くらい下がるのが一般的だと思います。

育休を取った場合は育児休業給付金が国から支給されるため、最初の半年は手取りの8割程度がもらえます。

そしたらぶっちゃけ育休取って完全に休んじゃったほうがお金もいっぱいもらえる珍減少。

しかもこの育児休業給付金を手取り100%ベースにまで引き上げる検討もされていますので、なおさら時短より休んだほうが得!

いや、

そもそも働くより休んだほうが得!

という状況になります。

どうなんでしょうか。

そもそも働くより休んだほうが得という状況は、残されて働く人の不満の温床になりがちです。

女性も同じ辛い目に遭っているという意見

男性育休を取ったせいで冷や飯を食わされた話はあとを絶ちません。

それに対して改善を求める声も大きくなっているように感じますが、それに一石を投じるのがこの意見。

女だって1年育休を取って戻った時に居場所はありません。
私は保育士をしていますが、第一子を出産したあと1年育休を取り、戻ると副主任を降ろされ、第二子を妊娠した時は、育休を取るなら復帰後1年は続けなさいと、釘をさされました。
男も女も正規で働いていて、1年も休んだら居場所はなくなります。
同じです。

つまり

女性だって変わんねーよ

ということ。

自分も男性育休から復帰後に気づきましたが、確かに子育てする女性はめちゃくちゃ肩身狭い思いをしているんですよね。

自分も体験してみて痛感しましたが、子育てはめちゃくちゃ辛くて大変・・

なのに職場ではそれが理解されていないし、尊重もされていない。

会社に威張ってるおっさんの大半は子育てしてこなかったから仕方ないんですが、それがなおハラタツんですよね。

子育てしていると金曜日にはしゃげません。

今でも忘れられない金曜夕方の先輩の言葉。

私はこれからが本番や

今となっては意味が痛いほどわかります・・(笑)

というわけで男性育休を取り巻くママの意見も厳しいものがありますね。

続いて休まれる側、職場の人の意見をみていきましょう。

職場の人の意見

先ほどの副主任を降ろされたという意見に対するレスがこちら↓

あなたが産休中に代わりに主任になった方は、あなたが復帰したら主任をあなたに返さないといけないのですか?自分の事だけを考えたらそれでいいかもしれませんがね。

居場所なくなるのは当たり前じゃないのか?一番下っ端じゃなければ。1年不在になるから仕事を一年間止まるわけにはいかないでしょう。他の誰かが代わりにやるしかない。そして1年後帰ってきたら、1年間やってきた人に「帰ってきたからお前はもう用なし。ポジションからどいてくれ」とでも言うつもり? 

都合よすぎません?空きがある部署に行かされるしかないので職務が変わる可能性もあるでしょう。管理職ならマネジャーは入れ替わったから一般職になってもおかしくないと思います。

先の意見に対するレスも切れ味鋭い(笑)

子供3人の父親です。
育休取得者を批判する気はないけど育休を取って元のポジションがある保証が無いのは仕方がないのでは?
育休に入る人のそのポジションを狙ってる人もいるわけで最初の覚えるまでの数日間はあの人がいればと言われるだろうが、覚えてしまえばあの人が必要か?と疑問を抱かれるのは必然的なのでは?
よほどの自信がなければ育休は諸刃の剣だと思う。
企業は福利厚生も勿論大事だかそれよりも従業員を養っていかなくてはいけないから自然と営利優先になるのは仕方がない
競争社会である以上ある程度は自己責任なのだと思う。

僕はこの人の意見にすごく近いです。

同じく働くパパだからですかね。

育休を取ること自体は権利なんで全然いいと思いますが、それと元のポジションが保証されているかは全く別だと思っています。

現に僕はバリバリ出世コースに乗っている状態で男性育休を8ヶ月取りました。

前例がなさすぎてどうなるのか全くわかりませんでした。

結果的には無傷で済みましたが、周りの予測では『絶対に出世コースからは外れる』が大勢でした。

僕は別に外れてもいいや、という覚悟を持って男性育休を取りました。

ただし、元いたポジションは後輩が埋めていたので戻ったときにはその席は戻ってきませんでした。

そもそも僕がいなくなることを見越して人員の配置が行われていましたので、僕がいなくても回っていたんです。

復帰してからは全体調整のような役割をもらって春の人事異動で別の部署へ異動となりました。

正直復帰後の僕はいてもいなくてもどっちでもよかったと思いますが、それを必要とされていないと感じるか配慮と感じるか、やむを得ないものと捉えるかは人によると思います。

僕が働いているのは大企業でしたので、人が抜けたときには補填がある、つまり戻ってきても元の席はないってことなんです。

僕は自分の意志で仕事を休んだので必然と思います。

むしろ自分が抜けても回るようにしてくれた会社に感謝こそすれど。

育休を取るにも態度が大事

続いて休まれる側の意見としてこんな意見がありました。

育児中の人の中には、気持ち良くサポートしてあげようと思う人と、権利ばかり主張してろくに仕事しない人と、いた。ちゃんとありがとうとごめんねが言えてるか、陰口や愚痴を言ってないか、雑談に子どもの話ばかりをしていないか、出社時や退社時にきちんと挨拶しているか、引き継ぎはわかりやすく伝えているか、夏休みなどは逆に日頃サポートしてくれる人のスケジュールに合わせる「努力をしている」か、退社後も本来の就業時間内は連絡は取れるようにしているか、、
育児しながらの仕事、大変なのはわかるけど、立場の違う者同士。そりゃ頑張ってて気遣いできる人は応援したいけど、誰にでもお互い様の精神になれる程人間、神じゃない。最低限すべきことはして欲しい。

これはすごく大事な視座かなと思いますね。

育休は権利だからと言って当たり前という顔で権利をふりかざすと嫌われます。

権利を使うにも周りの方の配慮や気遣いがあってのことなので、きちんと取る側も感謝の気持ちを持つことは大切だと思います。

有給は権利だからといって、大事なミーティングをいきなりすっぽかしていいわけがない。

そういうことです。

僕はその観点をちゃんと持てていたかは自信がありません。

男性育休を取るんだぞ!勇気あるだろ!

という態度がちょっとあったかも、と反省・・

穴を埋める人の不満の声

続いてはこちらの記事のコメントから。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

この記事自体は男性育休を取ろうとした際に4人に1人が上司から嫌がらせを受けたということだけ書いてあります。

ただのアンケート結果のシェアでしかなく、イマイチ論点もわかりません。

しかしここのコメント欄は1000件以上のコメントがされておりすさまじい(笑)

しかし大半が次のような意見です。

独身者や子供が居ない夫婦にだって生活やプライベートがあることを忘れてませんか?
給料が増えるワケでもないのに長期間育休者の業務負担する身にもなって欲しい
はっきり言って身近な同僚に育休取られる位なら潔く退職して新人に来て貰った方が100倍マシだわ。

必要なのはわかるけど、休暇で一人抜けて残された側からすれば休んだもの勝ちになっている状態。
大抵の会社ではカバーの為に仕事量増えても給与に反映しないし、当然日々の疲れは増す。
既婚ならまだしも独身者からしたらほんの僅かでも結婚への道は遠くなる。
職場の不平等が増すきっかけにもなりかねない。
制度としては必要なのはわかるが、抜けている間に仕事量の増えた社員への対価を支払わない限り溝は深まっていくものだと思う。

ここで見て取れるのは男性育休を取る人の事情もわかるが、残される人にも事情があるということ。

現状は男性育休が積極的に推進される世の中ですが、その反面残された人の負担については放置されています。

それに対してきっちり報いる仕組みがなければ男性育休自体が制度として回っていくはずがないという考え方ですね。

これについては男性育休取得者の僕としても言葉がつげません・・

企業側の責任を問う意見

最後に企業側の責任を問う意見を紹介しておきます。

企業側がだれかが育休取得前提で人数配置をしてくれれば良いのです。
隣の職場ですが、平時4人必要なところ、2人が育休をとり、そのうちの1人は2回目です。
残された2人はそれは地獄ですよ。見ていて可哀想になります。
その二人だって家庭はあります。業務を2人分減らすなんてことは不可能ですので、有給なんてとれず酷い勤務体系ですね。月の時間外は200超えてるんじゃないでしょうか。管理職なので給料は変わらず残酷です。うちの職場でも発生しないかドキドキしていますが、女性が限りなく少ないのでしばらくは安泰です。育休取得を推進するだけじゃなくて、残された社員、スタッフの働き方が救われるような制度が無いとダメだと思います。
育休で空いた穴で苦労する職場の報道が無いのはどうなんでしょうね。

育休を取った穴埋めを企業がしないから残された人が不満になる

つまり

企業が悪い

という理屈なわけですね。

これについてはちょっと酷というか現実離れしている感じがします。

実際のところよほどの安定企業でもない限り余裕のある経営ができている企業は少ないです。

ましてや先行きの見えないコロナ禍。

そんな中ですぐ穴埋めができる、すべきだという思考はちょっと相手にする気が起きないですね。

まだ国に問うならギリギリわからなくもないですよ。

それでも大きくは誰かの税金で穴埋めしているわけで、本質的には変わっていません。

単に見えにくくなっているだけ。

このコメントで読み取るべきは

育休や時短で負担が増えるのは腹が立つ人がいる

ということです。

育休を取る人もそういう気持ちになる人への配慮を忘れてはいけません。

男性育休に賛同する意見はほとんどない

今回紹介した記事のコメント欄には2000を超えるコメントが寄せられていましたが、おおよそ上に紹介したものに分類されます。

そんな中で気になるのは男性育休に賛同する声の少なさ。

職場の人に休まれる人ならまだしも、近くにいるママさんまでも賛同してくれないのが男性育休の現状だということです。

一般的にはキャリアを損なうリスクを犯してまで取るメリットがない制度

というレベルに留まっていることが見て取れます。

もちろん男性育休自体が否定されるわけではないと思います。

僕個人としては男性育休はとてもよかったですし、また取りたいと思っています。

今は普及の過程でリスクを取って挑戦するという段階です。

今勇気を持って男性育休を取れば良くも悪くも特殊な立ち位置になると思います。

女性で育休を取って、「あの人すげぇ」ってなる人はいませんが、男性は違います。

そうなるために男性育休を取るのは違いますが、リスクを取った者にしか来ないリターンというものはあるということですね。

まとめ

男性育休の世間的な価値を上げていくために重要なポイントを、これまでの考察を踏まえまとめておきます。

男性育休周囲の反応まとめ
  1. 育休は権利だが仕事を負担してもらう人への配慮は必要
  2. 元のポジションがなくなってしまう覚悟は必要
  3. 育休のリスクに見合うだけ家事・育児を頑張ること
  4. 職を失うリスクに備えること

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