さて、育休を取りたいとなった場合に誰にどのようにいつ伝えていくのかという問題について考えていったいと思う。
まず育休を取るのは国で認められた権利だが、実際問題としては職場と十分に時間を取って話し合いを持つべきだ。
会社としては人員の計画や業務割り振りがありますので、自分が育休に入ったあともなるべく影響が小さくなるように事前に話し合いをしておくのが社会人のマナーだ。
まず職場に前例がある場合にはそこまで難しくありません。
その前例の通りに行って、もし個別の事情で調整したいことがある場合にはその点を話し合っていくということになるでしょう。
しかし男性育休自体が初めてという職場もあると思う。
実際僕の場合はすごく昔にいたとかいなかったとかいうレベルで、少なくとも現在の上司や労務担当者は全く未経験という状態からスタートした。
この場合は自分も十分に下調べをしながら話し合いを持ったほうがよいだ。
自分の場合は労務担当者は一生懸命調べてくれたのだが、案内がしょっちゅう間違えていた(笑)
しかも人事考課や給与に関する致命的な案内誤りが何回かあったが、僕は独力で社員就業規則などを読み漁っていたので「本当に合っていますか?」という質問ができたおかげで最悪のケースを回避することができた。
さて、それではまず誰から話をしていくか?という点だが、まずは直属の上司に相談するのが一般的だと思う。
もしかすると組織や部署全体の人事調整をしている管理者は別にいるかもしれないが、まずは自分に命令権がある直属の上司に相談しましょう。
男性側も育休を取ろうと思っている、条件が合うなら取りたいなど要望レベルは違うと思うので現時点での要望を伝えればよいと思う。
伝える時期
一般的に職場への妊娠報告は安定期を過ぎてからというのがセオリーだが、僕の場合は妊娠3ヶ月くらいに直属の上司には伝えた。
ちょうどその時期からつわりが始まるころだったので、急な対応をしなくてはいけないようなことがありえるというのがその理由でした。
他の人に知られたくなければ「まだ安定期でもないのでここだけの話でおねがいする」と言っておけばよいと思う。
もしそのとき同時に育休を取りたい気持ちがあるなら伝えてみてもよいと思う。
僕の場合は妊娠を伝えたタイミングでは育休はまだ全然はっきりしていなかったので何も言わず、ちょうど安定期に入った時期に上司と二人になるタイミングがあったのでそこで軽く話をした。
反応としては「全然いいんじゃない!?応援するよ!」と言ってももらってとても安心したのを覚えています。
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