こんにちは。ズボラ夫です。
このサイトでは男性育休に挑む心構えやノウハウを詳しく紹介しています。
恐らくこの記事を見にきていただいた方は
男性の育児休暇ってどんな感じなんだろう?
自分も育児休暇も取ってみたいな
育児休暇の体験談が知りたい
こういう人が多いのではないかと思います。
しかしそもそもですが、大きな誤解をしている人がたくさんいます。
実は日本には『育児休暇』という言葉はないんです!
これは単に言葉の問題だと思うかもしれません。
しかしそこには大きな問題点が潜んでいます。
この記事ではこういった育休にまつわる誤解とその問題点の疑問に答えていきます。
日本に育児休暇という言葉はない
これはとてもとても誤解している人が多いのですが、日本には育児休暇という言葉はありません。
あったとしてもただの俗称です。
育休はなんの略?
それでは育休はなんの略でしょうか?
正しくは『育児休業』です。
育休というのは育児休業法という法律に基づく国の制度です。
労働基準法にも育児休業という名前で定められています。
『休暇』と『休業』の違いはなにか
では休暇と休業は一体何が違うのでしょうか。
実は労働基準法における休暇と休業の明確な違いは説明されていません。
どちらも労働者が休みを求める権利を持っているものであり、ざっくり短期間の休みは休暇、比較的長期に渡るものを休業と呼ぶとされています。
たとえば年次有給休暇、年末年始休暇などは『休暇』という呼び名になっていますね!
一方で休業は育児休業、介護休業というように比較的長期に渡っています。
育休を育児休暇と呼ぶ問題点は何か?
育休を育児休暇の略と考えるのは誤用というのはわかるが、休暇と休業に本質的な違いはないならどちらもいいじゃないか
と思われた方もいらっしゃると思います。
しかし僕はそれでも大きな問題があると思っています。
それは『休暇』という言葉に対する世間のイメージです。
みなさん休暇と聞くとどんなイメージを想像するでしょうか?
↑多くの人はこれじゃないかと思うんです。
そう「休暇」と聞くと「バケーション」を連想するバカが後をたたないのです!
しかし実際は育休は全くバケーションではなく、満足に眠ることもできず、食事もままならず、自分の時間も好きに取れません!
「休暇」と聞くと「バケーション」を連想するバカが後をたたないのです!
え?そうなの?
そう思うかもしれません。
しかし僕の実体験として「ゆっくり過ごしてね」とか「人生の夏休み」とか『アタマバケーション』だからこそ出てくる言葉をたくさんかけられました。
つまり
休暇と聞いたら遊んでると思うやつがいるんです!
てめぇの夏季休暇と同じにするんじゃねぇ!
といいたいところですが、
これは僕がズボラ夫だからだと思うかもしれません。
てめぇは遊ぶんだろ
と。
実際ありそうですよね。
男で育休取りたいなんて半分遊び目的だろ、みたいな考え方をする人
しかし!
僕のブログでアンケートしたところ、
女性の約8割の方が「ゆっくりしている」「遊んでいる」という言葉をかけられた
と答えています。
いわゆるワンオペ育児の場合はゆっくりする時間なんて1ミリもないです。
それなのに『ゆっくり』してたり『遊んでいる』と思われているわけですよ!
これには絶対!
育児”休暇”という言葉が無関係ではない
と僕は思っています。
まとめ
ここまで育休を育児休暇と呼ぶのは誤用であること、そしてその問題点について書いてきました。
誤用であること自体はそんなに大きな問題ではないと思います。
しかし、『休暇』というイメージ自体が呼び起こすイメージは育休の実態とはかけ離れています。
これは僕だけでなく、ワンオペ育児で苦労されているママさんも感じられていることなのです!
それをぜひ知っていただき、言葉は正しく使いましょう!!
男性育休の認知が低すぎる!と問題提起している記事なんかで『育児休暇』を連発していたりするのを見ると、
お前の認識をまずなんとかしろ!
と思ってしまいます。
この記事を見て感じることがあればぜひ誤用はやめましょう!!
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