こんにちは。京大卒ただのサラリーマンの『ズボラ夫』です。
私は家事育児経験ゼロながら8ヶ月の男性育休を取得しました。
このサイトではその経験をもとに男性育休に挑む心構えやノウハウを詳しく紹介しています。
さてこの記事では
家事も育児も経験がない。何から始めればいいかな?
どういう優先順位でやったほうがいいの?
こういった家事と育児をどの順番に覚えればいいかを解説します。
頻度✕耐用年数
家事と育児の優先順位を検討するにあたって、人生でトータルどれだけやらないといけないかを考慮に入れるのは合理的でしょう。
そこで僕は頻度✕耐用年数に注目することを提案します。
家事も育児もそれぞれ1日に何回やるかと、何年続くかが大体決まっています。
それを掛け算するとどの家事育児に人生でどれだけの時間を費やすことになるのかがざっくり比較できるというわけです。
代表的な家事と育児を計算すると次のようになります。
頻度 | 耐用年数 | 頻度✕耐用年数 | |
おむつ | 8 | 3 | 24 |
ミルク | 6 | 1 | 6 |
沐浴 | 1 | 0.1 | 0.1 |
お風呂 | 1 | 6 | 6 |
離乳食 | 3 | 1 | 3 |
寝かしつけ | 3 | 3 | 9 |
料理 | 3 | 50 | 150 |
掃除 | 1 | 50 | 50 |
洗濯 | 1 | 50 | 50 |
これを頻度✕耐用年数の数値が大きいものから並べ替えると次のようになります。
頻度 | 耐用年数 | 頻度✕耐用年数 | |
料理 | 3 | 50 | 150 |
掃除 | 1 | 50 | 50 |
洗濯 | 1 | 50 | 50 |
おむつ | 8 | 3 | 24 |
寝かしつけ | 3 | 3 | 9 |
ミルク | 6 | 1 | 6 |
お風呂 | 1 | 6 | 6 |
離乳食 | 3 | 1 | 3 |
沐浴 | 1 | 0.1 | 0.1 |
そうするとあら不思議。
料理を先頭に掃除洗濯と家事が順番に並んでいます。
これは育児がどこかで終わりになるのに対して家事は一生モノだからに他なりません。
したがって、このリストの上にある項目が家庭への貢献度が高いということになります。
もちろん産後すぐにおむつ交換をすること、沐浴することは奥さんを大いに助けます。
しかし長い目でみたときに奥さんに喜んでもらえるかといえば当然家事ということになるのです。
ここでも『イクメンよりカジメン』であることが示されました。
僕は基本上から順番に取り組んでいきました。
育児についてはおむつ交換を育休1ヶ月目で全部やることを宣言しました。
もちろん全部頑張るのが理想ですが、家事も育児も経験ゼロだった僕には到底そんなことはムリでした。
そこでどう優先順位をつけるか考えたときに「」を思いついたのです。
復帰後の姿をイメージして
男性育休の世論は育休を取っている間にばかりフォーカスしているきらいがあります。
しかし実際は育休というものはあくまで職場復帰することが前提の制度なので、いつかは働くことと両立するときがやってくるのです。
そしていくら長い長いと言われる1年の育休を取ったとしても、育休後の生活のほうが圧倒的に長い!
それを考慮すれば育休は復帰後の姿をイメージしながら過ごさない手はないわけです。
男性育休はまずは1ヶ月!
という風潮がありますが、1ヶ月だとバタバタしているうちに終わってしまってとても復帰後のことまで考えながら過ごすことは難しいでしょう。
(それでもやらないよりはマシなのは間違いない)
僕の場合は生後4ヶ月くらいから徐々に復帰後のシミュレーションをしながらスケジューリングしていけたかなというところです。
なぜか存在を消される家事
育休を取ってみて感じたことですが、家事ってなぜか世間から存在を消されているんです。
会社でもよく『仕事と育児の両立』がテーマになっていますし、世間を見渡しても一大テーマになっています。
僕からすると
家事はどこにいった?
という感じなのです。
実際は『仕事と家事と育児』の三刀流で、その中でも家事のウェイトはかなり高いように感じているのですが、しょっちゅう亡きものにされている悲しいやつ。
それが家事です。
僕はまだ会社では珍しい男性育休取得者なこともあって、『仕事と育児の両立』をテーマにした社内のパネルディスカッションに呼ばれたんです。
僕以外に先輩ママが3人いたのですが、全員仕事でも育児でもなく家事の話ばっかりしていました(笑)
それだけ家事って負担が大きいってことだと思います。
だからこそ育休を取るパパは家事でママを助けるのも大事な選択肢だと思いますね。
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