なぜ男性育休が取れないのか
男性育休を取れないと主張する人のほとんどが『職場の理解がない、雰囲気がない、出世に影響、お金が必要』といったことを言います。
まぁ事実なんだと思います。
だからこそ遠慮なく、お金の心配なく育休が取れるように
『男性育休を義務化すべきだ』
という意見もあるわけです。
しかしここではちょっと違う観点で男性育休を取れない根本的な原因を掘り下げたいと思います。
ふんどし王子さん
唐突ですが、みなさん『ふんどし王子』という人をご存知でしょうか。
この人はいわゆる高卒でブラック企業に勤めながら不動産投資にチャレンジし、今や不動産投資だけで年収1000万円を超えたため見事FIRE(退職)された方です。
本人の著書『高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法』から引用してみます。
私は富山の田舎に住む31歳のサラリーマンです。
最終学歴は地元の工業高校卒業で、仕事は工場勤務。いわゆるブルーカラーと呼ばれる属性の人間です。
(中略)
しかし、私には疲れたサラリーマンという顔の他に、「不動産投資家」というもう一つの顔があります。
不動産投資を始めたのは7年前、24歳のとき。
現在は、アパート4棟と戸建を4戸所有しており、現在新築を進めている2つの物件を足すと、家賃収入は約1750万円となります。(本業の収入よりずっと多い金額です!)
高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法
勘違いしないでいただきたいのですが、別に不動産投資をやれと言ってるのではありません。
ここで言いたいことは
低属性やブラック企業勤めでもやり方次第で会社に縛られない生き方ができる
ってこと。
逆に言えば
会社に縛られないで済むような努力をしているか?
ということです。
会社に縛られている人ほど男性育休が取れないと嘆く
僕は男性育休だって同じだと思います。
男性育休が取れないという人は決まって
・職場の理解がない
・出世できなくなる
・お金に余裕がない
こういうことを言います。
まんま
会社に縛られないと生きていけない人の考え方
ですよね。
給料とは別に1000万円の収入があれば最悪辞めることになってもなんとかなります。
しかしほとんどの人は1000万円どころかそもそも何もないのではないでしょうか。
男性育休が取れない根本的な理由は、会社に依存しないと生きていけない状況にいることかもしれないのです。
僕は男性育休中にブログを始め、この1年で50万字くらい文字を書きました。
おかげさまで何万人もの方にサイトを見てもらってます。
収益化することが目的ではないため運営費を賄う程度の広告を貼っている程度ですが、会社の肩書なくして自分の付加価値を産み出すこと、これも立派な資産だと思っています。
他にも育休中に不動産投資へ興味を持ち、自分も不動産投資を始めることにしました。
男性育休を取ることは会社でのキャリアを失いかねない恐怖がありましたが、一方で会社に依存しない生き方を始めるきっかけにもなったと自信を持って言えます。
そして実際には特段キャリアにダメージがあったわけでもなく、男性育休の8ヶ月はまるで会社にいたかのように会社人生を生きています。
それに加えて家族とのかけがえのない8ヶ月を過ごせたこと。
さらにさらに。
このサイト運営、不動産投資や資産運用など育休中にガッツリ勉強したことが資産として乗っかってきています。
会社に縛られない生き方を始めたら会社勤めも苦にならなくなった
不思議なことに会社に縛られない生き方を見つけてみたら、会社勤めも以前よりも苦にならなくなったんです。
心の余裕、なのか一度キャリアを捨てる覚悟をしたからなのかわかりませんが。
そういうのは普段の生活にも良い影響があるなと。
こちらにも書いていますが、8ヶ月仕事を休んだことでの減収はありませんでした。
それどころか新しく始めた投資や資産運用で200万円は増えています。
そしてそれらはこれからも続けていくことを考えるとお金だけ切り取っても大勝利確定なんですよ。
それに加えて家族と過ごした時間や、自分のサイトで発信して見てもらえたりということで存分にお釣りがきています。
もちろん会社のメンバーには負担をかけました。
しかし男性育休を取れない人が決まって言うベスト3のうち、
・出世できなくなる
・お金に余裕がない
については今となっては全く気にならないです。
むしろ男性育休のせいで会社人生がぶっ壊れると思うなら、そうなっても大丈夫なように準備したらいいと思います。
男性育休のチャンスはそもそも人生で数回しかありません。
会社のせいで男性育休を諦めるようとしている人、これを機会に一度自分の人生を見直してみることをおすすめします。
このサイトではそういう人たちを全力でバックアップしていきます。
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