男性育休は長年放置した不調を治す大チャンス
家族と長く幸せに暮らすためには健康でなくてはいけません。
健康でないと元気に毎日過ごせないだし、働けなくなるとお金に困ることにもなります。
そのために育休中に健康に気を配り、将来の健康不安の種も取り除くことが大事です。
僕は育休中に体の悪いところは全て治してしまったほうがよいと考えています。
多くの男性は20代後半から30代に初めてパパになると思いますが、この時期になってくると積年の不調の1つや2つ抱えている人も多いのではないっでしょうか。
緊急性の要する不調であればすぐになんとかしているとは思うが、緊急性がないものは忙しさにかまけて放置しがち。
もしかしたらジワジワ体を蝕んでいるかもしれない。
そうした緊急性が低く、ジワジワ体を蝕んでいくかもしれない不調を治すには育休期間は絶好なのだ。
育休中はなんといっても平日昼間に仕事をする必要がありません。
この時間は病院に行く絶好のチャンス!
そして再来院するのも予定を組みやすく、何回か通院しないといけないものでもスムーズに終わらせることができるのです。
僕の場合は接骨院、耳鼻咽喉科、歯医者に通いました。
僕は何年か前に腰のヘルニアになっていて年に数回腰痛が襲ってきます。
そのたびに痛み止めを使いながらごまかしていたのだが、育休を機会に接骨院に行って根本的な生活での体の歪みから矯正することに取り組みました。
腰痛というのはなった人にはわかると思いますが、腰そのものよりも痛い腰をかばうために体の他のところに無理が来てしまうことが多いのだ。
それをしっかりと見てもらって対策した結果、それ以降はまだ腰の痛みに襲われていません。
ただでさえ赤ちゃんを抱っこする時間があるというのに!
長年の疑いを晴らす
また、僕は耳鼻咽喉科に行って睡眠効率の検査をしました。
僕は働いているときから寝付きが悪く、そして日中眠気がひどいことがよくあったので、睡眠の質に疑いをずっと持っていた。
それが全身にセンサーをつけて丸1日寝るだけの検査入院で調べることができるのだ。
こういった検査は仕事をしながらだとなかなか受けることが難しいと思いますが、男性育休の間だと事前の問診や結果を聞きに行くのもポンポン進んでいきました。
結果的には睡眠の中身には問題ありませんでしたが、仮に睡眠の質に問題があった場合には毎日酸素吸入をするような治療をする可能性もありました。
こういう検査や治療は働きながらだとなかなか受けることはできません。
男性育休を取ることで。
鼻の手術、レーシックや歯科矯正も
僕はやりませんでしたが、緊急性のないものの、やると快適度が格段に上がる治療というものがあります。
たとえば僕の友人で鼻詰まりがひどく、鼻通りをよくする手術を受けた人がいます。
入院自体は数日らしいのですが、しばらくは鼻血が出たりと1ヶ月くらい少し不自由な生活を送る必要があったそうです。
しかしその手術を受けたあとは声の通りから味までまるで違う世界になったと言っていました。
働きながら1ヶ月も不自由するのはかなりしんどいが、男性育休中ならどうせ満足に寝ることもできないのである意味チャンス。
そのほかレーシックや歯科矯正といったものに挑戦してもいいかもしれない。
このように活用次第で復帰のあと健康で体調万全に働けるよう準備する期間とすることができます。
呼吸法
妻が出産の前に産院で呼吸法を習っていました。
実は僕は元々少し呼吸が浅いとたまに言われていたこともあり、特段不自由をしていたことはなかったのですが、妻が呼吸法を習っているのをみて自分もやってみることにしたのです。
毎日5分から15分やってから寝るようにしました。
方法としては丹田式呼吸法というもので、やると脳のすみずみにまで酸素が行き渡るような心地がして、声がしっかりできるような効果がありました。
正直本で読んだだけの我流で合っているかどうかもきちんと検証していませんが、興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
休職前の不調が消えた
僕は10年ほど前に東京の本社に勤務していたころに長時間労働とストレスのせいか少し体調を崩したことがあります。
そんなにひどいものではなかったので病院にはいかなかったのですが、感覚的にはメンタル的な不調だと思われます。
実は転勤して数年経った今でもたまに不調を感じることがあったのです。
しかし男性育休を取ってから仕事に戻ったあとではそういう不調を感じることはほとんどなくなりました!
少しの間仕事のプレッシャーから開放された時間というのは心身ともに良い影響を与えるということではないかと感じています。
仕事で知らぬ前に追い込まれている方も多いと思いますが、男性育休を取って仕事と距離を取ることでいい作用もあるかもしれない。 それを目的に男性育休を取るのはおかしいですが、ぜひ心に留めておいていただきたいことだ。
コメント