こんにちは。京大卒ただのサラリーマンの『ズボラ夫』です。
私は家事育児経験ゼロながら8ヶ月の男性育休を取得しました。
このサイトではその経験をもとに男性育休に挑む心構えやノウハウを詳しく紹介しています。
さてこの記事では多くの方がしている誤解。
育休って『休み』じゃないよ
っていうことを解説しています。
この記事を読めば男性育休に対する甘い考えも、女性の育休に対する誤解も晴れることになります。
特に間違ったイメージのまま男性育休に突入することはなんとしても避けてほしい。
そのためにもこの記事はぜひしっかりと読んでください。
育休に対する致命的な誤解
育休って『休』っていう字が入っているじゃないですか。
これ実は大きな誤解の原因になっていると思うんです。
だって育休って全然『休み』じゃないから。
なぜなら休むヒマなんてないからです。
そうは言っておきながら僕は育休前に
ヒャッハー!222日連休最高!
そのへんの3歳児より休んでるぜ!
とちょっと思ってました。
バカなの?
しかし開始2週間で
つ、辛い・・
休みたい・・
座りたい・・
ゆっくりご飯食べたい
となりまして・・
帰れーーーーーー!!
会社に今すぐ帰れーーーーーー!!
となりました。
僕は育児も家事も経験ゼロでしたが、色んな人と話をしていると同じような誤解をしている人がたくさんいるように感じています。
僕のような目に遭わないためにも事前に育休とはなんたるかのイメージを合わせておくのはとても大事です。
実はこれ海を越えて外国でも、そして男女問わず感じている人がいることなんです。
育児はマジで本当に辛い
僕が男性育休を取ってみてすぐに感じた、いや痛感したのは本当に育児が辛いってことです。
実は男性育休を取るまではワイワイ家族と楽しく仲良く過ごすんだと思っていました。
しかし現実は違う!
育児はめちゃくちゃ辛いです!
ぶっちゃけ仕事のほうが楽です!
仕事から逃げたくて育休に逃げようとしている方!
たぶんめちゃくちゃ辛いんで辞めときましょう!
これは定量的にデータを取ったわけではないですが、職場復帰したママさんが大きな声では言えない真実。
さすがに職場に負担をかけて育休を取らせてもらった手前、大きな声では言えないのでしょうが、ほとんどの復帰ママに聞いたら
99%!
仕事のほうがラク。だっていつか終わるやん。休みもあるやん。
と答えていました・・
僕は自分自身の体験として特に次の3つが辛かった。
人間にとって『寝る・食う・遊ぶ』というのはいかに大事かってことなんです。
独身のころは毎日好きなときに起きて好きなときに好きなものを食べて好きなことをしていました。
それが子どもが産まれたら全て没収!
もしかしてこれを最初から知っていたら男性育休なんて取ってなかったかもと思うレベルです。
逆に無知でよかったのかも。
奥さん死ぬやん
旦那がやらないと夫婦仲はカンタンにぶっ壊れる
いや、そうなんです。
女性だけが育児をする環境だとこれを女性が全部ひとりが受け止めないといけないわけです。
しかも産後の女性の身体というのはマジでボロボロ・・
僕の奥さんも陣痛の痛みで腕を縦断して内出血のあとが残っていました。
ホルモンバランスも崩れ、マタニティブルーと呼ばれる産後鬱になってもおかしくない状態。
僕の奥さんも意味もなく涙が溢れてくると言っていました・・
そして育児だけじゃなくて家事もあるんですよ。
なんもしない旦那だったらご飯も作らないといけない。
ただでさえボロボロの体でヨワヨワの新生児を世話するだけでなく、旦那の世話まで・・
まぁ夫婦仲がぶっ壊れるよな
せっかく子どもが産まれたのに夫婦仲をぶっ壊していいんですか??
実はこんなデータがあるんです。
離婚時の子の年齢
1位0~2歳(34.2%)
2位3~5歳(20.4%)
3位6~8歳(11.8%)
離婚する夫婦のうち、子どもが2歳までに離婚するのはなんと3人に1人!
産後すぐに離婚してしまう夫婦がめちゃくちゃ多いのです!
しかし子どもが産まれたときに仲悪い夫婦なんてそんなにいないはずです。
仲悪くて子どもできるってあんまりないからね
しかしそんな状態からたった数年で離婚に至ってしまうのです!!
育休は『休み』ではない
そんなわけで育休ってのは全然ゆっくり休み時間じゃないんです!
休むのは『仕事』であって『アナタ』じゃない。
実際育休ってのは『育児休業』の略。
『育児休暇』じゃないんですよ。
でも『休み』だと思っているアホは世の中にたくさんいます。
僕も
育児休暇、ゆっくりできていいなぁ
みたいなことめちゃくちゃ言われました。
僕の運営しているオンラインコミュニティにご参加いただいている女医さんは就活しているときに
育児休暇?いいご身分ですね
と言われたそうな。
そいつら絶対育児してないやん
そうなんです!
育児の大変さを知らないと、職場で無邪気に人をイラつかせたり、傷つけたりもします。
男性育休を取ることは奥さんを守ること、夫婦仲を守ること
に留まらず、
復帰したあとの生き方にも関わってくるのです!
まとめ
さていかがだったでしょうか。
育休は休みながら家族とワイワイ過ごせると思っている人も多かったのではないでしょうか。
しかし実態は戦争です。
気を抜くと妻は同盟国ではなく敵国に早変わり。
そんなピリついた雰囲気で取るものなんです。
これを聞いて「ちょっと辞めとこうかな」と思った人もいるかもしれません。
しかしそういう人こそ黄信号。
そんな調子で仕事を続けていたらまず仕事のせいにして奥さんをほっぽっておく可能性が高いです。
34.2%
3人に1人は子どもが2歳になるまでに離婚しています。
この数字を肝に銘じて真剣に男性育休を検討してみることをおすすめします。
素晴らしい男性育休ライフを!
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