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僕が男性育休で達成できたこと

男性育休ライターでファイナンシャルプランナーの『ズボラ夫』と申します。

僕は2020年に8ヶ月の男性育休を取得しました。

このブログでは男性育休に関するノウハウ日本一を目指し、文庫本5冊分のノウハウを無料で公開しています。

単に苦しい育児で終わらせるのではなく、『楽しい育児』、『スキルアップする育休』を体現。

おかげで毎日料理を作りながら、英語も話せるようになり、プログラミングもできるようになりました。

また育休中に始めた株式投資でも200万円を超える含み益を得ることができ、収入面でも大きくプラスにすることができました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

僕が男性育休中に達成できたことを、できたと思う順に並べると次のようになります。

僕が男性育休で達成できたこと
  1. 妻と強い絆ができた
  2. ひと通りの育児ができるようになった
  3. 料理を3食作り、妻に台所に立たせなかった
  4. 節約が身についた
  5. 育休期間中に資産形成の基盤を作り200万円資産を増やした
  6. 英語力ゼロから大体話せるようになった
  7. プログラミングで仕事の自動化ができるようになった
  8. 身体の不調を全て治した
  9. 男性育休ブログで1000人以上の読者を獲得

僕は男性育休を育児だけ取り組むよりも、奥さんのサポートを第一に取り組むこと、育休のあとにつながるスキルを中心に磨くことの2つを推奨しています。

そのため、男性育休の間に達成できたと思う項目の中には育児は入れているものの、それ以外の項目がモリモリ入ってくる感じになっています。

順番に説明していきましょう。

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妻と強い絆ができた

男性育休を取る前は、男性育休を取った後は子どもとの絆が強くなるだろうと想像していましたが、実は妻との関係性が一番良くなりました。

とはいえ何度も絶望的なケンカをしました。

結婚してから4年間で全くケンカをしてこなかったわけではありません。
しかしそれでも産後の数ヶ月だけでも、その4年以上のケンカを何度もしました。

それほどに新しい命を預かるというのは精神的にも肉体的にも追い込まれるんだということを身を持って知らされました。

恥ずかしながら離婚というワードもチラホラ出てきたこともあるのですが、その最悪の事態に陥らなかったのはやはり男性育休で家族と向き合っていたからではないかと思います。

これが仕事をしていたとすると、妻との関係がギクシャクし始めたら恐らく仕事や仕事の付き合いを言い訳にして家庭から距離を取っていた可能性もあります。

職場復帰した今、やっぱり思いますが仕事が忙しいフリをするのはめちゃくちゃカンタンで、そして魅力的です。

男性育休は逃げ場がないので家族と向き合うしかなくなります。

家族と向き合うしかないとなると腹を決めてやるしかねぇべ。

育児中心から家事中心の男性育休へ

僕は例に漏れず、育休というからには赤ちゃんの育児をしなきゃという頭で男性育休に突入しました。

しかしこれが夫婦仲崩壊の始まりでした。
男性育休が始まって3週間で離婚というワードまで飛び出すケンカをしたのです。

詳しくは上の記事に書いていますが、僕たち夫婦は家事も育児もはんぶんこで役割分担をしたのですが、要約すると次のような不満が奥さんに溜まっていきました。

  1. 僕のパートのクオリティが雑すぎる
  2. そのため僕が赤ちゃんを担当する時間も奥さんは気が気でない
  3. 僕は自分のパートが終わったら満足
  4. それなのに僕はやった気になっている

たとえば僕が赤ちゃんを寝かしつける番のときに、赤ちゃんが熱を出していたことがあったのですが、僕はそんなことに全く気づかず、いつも通りしていたんです。

しかしそれを見た奥さんがどう見てもしんどそうにしている我が子を見て、どうしてそんなことも気づけないのか!と怒ったわけです。

僕としても頑張って自分のパートをやっているつもりなのですが、奥さんとしてもだんだんと僕に任せるのが不安になっていったようです。

僕の場合は早々に向いていない赤ちゃんのお世話は諦めて、赤ちゃんとなるとブレーキがきかない奥さんのサポートを全力でするようになってからだんだんと奥さんとの関係が良くなっていきました。

子どもができた結果、奥さんとの関係が冷え切ることを望む人はあまりいないと思います。

しかしそれでも実際はそういう夫婦いっぱいいます。
男性育休を取らなかったからそうなったとは言いませんが、やはり仕事という安易な逃げ道に抗うのは並大抵のことじゃないです。

僕は逃げられるなら逃げるタイプなので男性育休を取ったのは家族との関係性を考えた上でもとても良かったと感じています。

・奥さんのサポートが最優先
・一生モノの傷跡を残さないように

料理が作れるようになった

料理はこれまで全くやっていませんでしたが、意外に性にあったらしく最終的には毎日三食作れるようになりました。
これも育休終了後を見据えて、栄養が高く、なるべく手間のかからない時短メニューを中心に取り組んでいましたが、最近は妻の実家でも料理を振る舞うようにまでなり、みなさんに驚かれています(笑)

実は妻からも料理が一番助かったという言葉をもらっています。

(大きな声で言えませんが恐らく自分は妻の実力を超えてしまった・・)

・素人でも学び方を失敗しなければ十分やれる
・ポイントは『早さ、安さ、おいしさ』のバランス
・それができれば育休終了後にも十分役立つ

資産形成の基盤を作れた

愛はお金じゃ買えない!

そうはいうものの、お金はあるに越したことはありません。

貧乏でも幸せ!

あると思います。
でも貧乏じゃなければ防げた不幸もたくさんあると思います。

家族をお金で困らせないのも父親の立派な役割

まず子どもが生まれるとカンタンに死ねなくなります。
奥さんと自分だけなら自分が死んでもなんとかなると思いますが、小さい子どもを残して逝くと家族が路頭に迷うことになります。

やはり将来お金で家族を困らせないのは父親の重要な役割です。

男性育休で育児〜!育児〜!

はもちろん大事。

しかしそれは家族を支えていくための手段です。
そうであるなら育児だけに留まらず、お金で困らないようにするのも立派な男性育休のお仕事なのです。

もっと視野を広げていきましょ!!

無知だとお金の不安につけこまれる

一方で子どもが生まれてから自分が斃れてしまったらどうしようという不安に駆られる親御さんは多いと思います。

自分のように一馬力で働いている場合はなおさらではないでしょうか。

実はそういう不安につけこんでくるセールスマンさんはたくさんいらっしゃいます。

家族に万一のための備えを

マンションを買えば亡くなってもローン残債が免除され、家族には資産が残ります

こういうセールスを保険屋さんや不動産屋さんが熱心に進めてきます。

僕は男性育休の間に本をたくさん読みました。
主に育児とマネーに関する本をそれぞれ100冊ずつぐらい読みましたが、その中でも保険や住宅に関しては無知であるばかりに損をしている人がたくさんいることがわかりました。

たとえば住宅ローンは世帯主が亡くなったときに残債が免除される団体信用生命保険という仕組みはあります。
しかし、団体信用生命保険に入るためには住宅ローン金利を上乗せするのが一般的です。

つまり住宅ローンの利息という名前でありながら実質そのぶんの生命保険料を支払っているのと同じになります。

たとえば5000万円の家を買った場合の団体信用生命保険による利息の増加が毎月1万円だった場合、毎月1万円の保険料に対する保障が5000万円ということになるわけです。

それに加えてローン残債は年々減っていきますからその保障額もどんどん減っていきます。

これなら通常の生命保険に入ったほうが安上がりです。

また、これも知らない人が多いですが、家というのは自分が死んだときに相続で揉める可能性が高いものです。

たとえば自分が死んで子ども2人だけが残された場合だと、子ども2人は残された資産を半分ずつ受け取る資格を持っています。

家はケーキのように真っ二つに割れないのでどちらかが相続するか、売ってしまって現金に替えてしまうなどの処置が取られます。

しかし家はすぐに買い手が見つかるわけでもないのですが、相続の手続き期限は早々にやってくるため揉めるわけです。

つまり自宅を生命保険代わりに考えるというのは相当なデメリットがあるのです。

節約方法を確立すれば男性育休の減収はカバーできる

男性育休中は育児休業給付金が支払われますがそれでも働いているときに比べると収入が減ります。

しかし男性育休中に節約の方法を確立することによってその減収分をほぼ取り返すことができました。節約の方法は男性育休が終わってからも続きますので、トータルではプラスになったと思います。

なんと8ヶ月の間に200万円も資産を増やすことに成功しました。
全く働いていないにも関わらず、です!

また、お金に関する勉強をたくさんすることで、実は子どもが産まれたタイミングの買い物で将来貧乏になるかどうかがおおよそ決まってしまうことも知りました。

このあたりのこともあとで詳しく書きますが、男性育休を取らなくても少し足を止めて考えてもらったほうがよい内容だと思いますので、ぜひ読んでいただきたいと思います。

・男性育休中でもお金は貯められる
・育休終了後にも続くお金の貯め方を身に着けよう

英語が話せるようになった

また、英会話に取り組んだり、長年放置していた身体の不調を全て治すなど、自分個人としてのスキルアップや健康アップに取り組みました。

長年避けてきた英語の勉強は家事や育児のスキマ時間を使って徹底的に勉強しました。ペラペラとはいきませんが、ひと通りのコミュニケーションは取れるレベルになったかとは思います。

男性育休を取ることでクビになることはほぼないと思っていましたが、英語ができれば最悪転職するときもなんとかなるだろうというリスクヘッジでもありました。

男性育休を取ることによって職を失うリスクを気にする方が多いと聞きますが、男性育休中でもその気になればいくらでもスキルアップできます。

スキルアップして職場に戻るもよし、ポジションが危なそうなら他でも活躍できる!くらいのことができれば安心と覚悟を持って男性育休を取れるのではないかと考えます。

ちなみに僕は家事や育児はかなりヘタクソでしたが、勉強だけは小さい頃から得意で、自由時間がほとんど取れない男性育休中でも意地でも勉強していました。

このあたりの勉強方法は僕のブログでもとても人気のあるコンテンツで採用してくださる方もたくさんいらっしゃるものなので、のちほど詳しく紹介します。

・男性育休中でも勉強はできる
・語学、資格などやり方次第で身につく
・スキルアップして職場復帰しよう

身体の不調を全て治した

僕は育休中に長年放置していた身体の不調、怪しいと思っていたところを病院に通って徹底的に調べ上げました。

なんなら検査入院までしました。

忙しさを理由に長年の不調を放置している人も多いと思いますが、育休中はそれをすべて直してしまう大チャンス。

なんといっても平日休みなので病院にはかなり通いやすいのです。

体調万全で職場復帰するのも、育休後のスムーズな職場復帰という僕のコンセプトから言えば当たり前の行動なのです。

・体調万全で職場復帰しよう
・緊急性はないが、ジワジワやばい系は全部治そう

まとめ

いかがだったでしょうか。

以上が僕が男性育休中に達成できたことです。

育休=育児という目線だけではかなり違和感があるかもしれませんが、このように育休終了後が父親としての本番であると考えると、妻との関係を強化したり、育休終了後に待っている仕事やお金の不安を取り除くための下準備を十分に行うことが実はかなり重要だということがおわかりいただけるのではないかと思います。

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