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【男性育休最大のメリット】ぶっちゃけ話!男性育休は人生を見つめ直せたという点で最高だった

男性育休ライターでファイナンシャルプランナーの『ズボラ夫』と申します。

僕は2020年に8ヶ月の男性育休を取得しました。

このブログでは男性育休に関するノウハウ日本一を目指し、文庫本5冊分のノウハウを無料で公開しています。

単に苦しい育児で終わらせるのではなく、『楽しい育児』、『スキルアップする育休』を体現。

おかげで毎日料理を作りながら、英語も話せるようになり、プログラミングもできるようになりました。

また育休中に始めた株式投資でも200万円を超える含み益を得ることができ、収入面でも大きくプラスにすることができました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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男性育休を取った最大のメリットは?

男性育休を取って一番よかったことはなんですか?

まぁ僕も会社で聞かれたら

家事や育児を実際にやってみてママの大変さがわかった

とか

子どもと触れ合うことで親子の愛情が芽生えた

とかお行儀よく言います。

もちろん大いにそれはありました。

しかしここはリアル事情を晒す場です。

ぶっちゃけ男性育休を取って一番のメリットは

自分の人生を見つめ直すきっかけになったこと

いやもっと素直に書くならば

会社に縛られる人生向き合うきっかけになった

それに尽きます。

そして育休を取る前は正直

会社に縛られた一生はイヤだーーー!!

と思っていたのですが、育休を取ってみて

会社員てめちゃくちゃありがたい・・!

と思うようになったんです笑

復帰後の現在は前にないくらいマジメに働いています。

いつも始業1分前にしか会社に行っていませんでしたが、今は1時間前に行っています笑

そういう意味では僕が男性育休を取ったことは実は会社人生でいってもすごくいい方向に進んでいく隠れたターニングポイントになったということなんですね。

育休を決めるまでは本当に怖かった

やっぱり男性育休を取るって会社のレールから外れている感じがしたんです。

『勤め続ける』ことが良しとされている場からドロップするというか。

ちょうど朝の丸の内でサラリーマンが通勤してくるのと逆方向にひとり私服で歩いていくような感覚。

やっぱり決めるまではめちゃくちゃ怖かったです。

マジメに勉強して大学入って、新卒で入社して今に至る。

その継続をぶち壊してしまうような気がして悩んだのを覚えています。

やっぱり「仕事やります」というより「仕事やりません」というほうが遥かに勇気がいるじゃないですか。

でも決めたあとは不思議なくらいスッキリしました。

もう出世とか転勤とか気にならなくなりました。

自分を縛り付けていた束縛から開放された気がしました。

意外にも敷かれ続けていたレール

そして8ヶ月も職を離れました。

どんな冷や飯を食うことになったとしても仕方ないという覚悟はありました。

なんとなく

こいつのキャリアももう終わりかな

みたいな空気が周りにも出ていました。

僕もそう思っていました。

そして8ヶ月経って復帰の日。

真冬に休職して真夏に復帰です。

本当に緊張しました。

しかし、意外にもレールは敷かれ続けていました。

まるで空白がなかったかのように。

そして何事もなかったかのように僕は昇進し、管理職になりました。

正直これはラッキーというか、すごく恵まれているパターンだと思います。

結果的に僕は会社の度量の広さを感じ、会社には頭が上がらないなと感じました。

これを見て面白くないと感じた人もたくさんいたと思います。

事実、裏であれこれ言われていたという話も耳に入っていました。

まぁこれも甘んじて受け入れるしかないかなと思っていました。

課せられたレールからドロップすること。

これを無責任と思う人はいます。

そして何事もなかったかのようにレールに復帰すること。

面白くないと感じるのは自然だと思うんですよね。

男性育休は気持ちよく取らせてあげよう!

みたいな空気にしていこうという風潮ですが、裏を返せばやっぱ気まずいってことなんですよね。

でも自分の意志で仕事をしないという選択をする以上は仕方ないのかなという気もします。

男性育休を取っていなかったら

もし男性育休を取っていなければきっと他の多くの夫婦のように子育ての忙しさに追われて

このままの人生で本当にいいのか?

なんて考えるヒマもなくズルズルと年を取っていたに違いありません。

正直大きな声では言えませんが、僕が育休を取った理由の1つに『なにか自分が変わるきっかけがほしい』ということもありました。

このまま子どもを育てるためにズルズルと働き続けるしかなくなることも怖かったです。

僕は曲がりなりにも夢があって今の会社に入社しました。

しかし働くうちに現実を知り、僕の夢は実現しそうにもないことを悟りました。

そうこうしているうちに結婚して子どもが産まれました。

僕の働く目的は知らず知らずのうちにお金のために変わっていっていた気がします。

30代で年収800万円ならまぁ悪くないか。

何もアクションを起こさないとそんな気持ちのままただ毎日が過ぎていく感じがしました。

僕はそれがイヤでイヤで、なにか自分が変わるきっかけも欲しいという気持ちも強くなっていきました。

もちろん僕が男性育休を取った一番の理由は産まれてくる子どものため、妻のためです。

そのことに偽りはありません。

しかし、まだまだ男性育休を取ることで自分の会社人生にどんな不利益があるかは全くわかりませんでした。

それでもその恐怖に打ち勝って男性育休を取ったのは『なにか人生を変えたい、自分の人生をこのまま終わらせたくない』という気持ちに突き動かされたことも事実なのです。

幸いにして僕の男性育休はいまのところ会社人生にもなんら悪影響を及ぼしていません。

むしろ『男性育休を取った勇気ある先人』ということでちょっと大切にされている感じすらします笑

不思議なことに男性育休を取ったことで会社への愛着や感謝という気持ちが増した部分もあります。

少なくとも以前よりマジメに働いているし笑

育休期間で自分の人生と向き合う

僕は8ヶ月もの間、労働から離れて

なんのために働くのか?

どうやって人生を終わりにしたいのか?

といったことをたっぷり考えました。

もちろん家事や育児もたくさんしました。

勉強もしました。

育児書は100冊近く読みました。

それ以外にもいろんな勉強をしました。

そして自分の人生をどうしていきたいのか考えました。

このサイトでたくさん表現していますが、男性育休の期間でおおよそ人生の方向性は決められた気がしています。

果たして自分の人生は変わったのか

ここまで偉そうに自分の人生を変えるきっかけがほしいみたいなことを書いてきましたが、じゃ実際どうだったのか、という話をしていきます。

僕の人生は男性育休によってちょっとだけ変わった

というのが率直な感想です。

僕は男性育休を取る3ヶ月ほど前から男性育休のためのブログを立ち上げました。

もしかしたら僕が育休を終える頃には月に10万人以上訪れる男性育休の第一人者として君臨しているんじゃないか

という気持ちもありました。

しかし実際はそうはなりませんでした笑

実際は1000人ほど読者を獲得し、結構読まれるブログは作れたようにも思いますがそれでも男性育休の第一人者というには程遠い。

当たり前ですが、世間はそんなに甘くない笑

しかし、それでも1000人を超える人の琴線になにか触れるようなものが作れたというのは僕の人生にとってはすごく大きな第一歩にはなっています。

そしてこのサイトは結構しっかり読んでもらえてるんですよね。

まぁいわゆるお行儀の良い男性育休ではない、結構リアルな実態を書いているからかもしれません笑

会社で働いていると会社の看板の力でだいたいのことがなんとかなります。

それがWEBの世界でひとりでコンテンツを作ってみると自分本来の実力というのが残酷なまでに見えてきますね。

でもそれが逆にやる気にもなるし、そして会社という安全な組織に属しているありがたみも感じさせてくれるのです。

一周回って芽生える会社への感謝

冒頭に会社に縛られる人生でいいのか?と書きました。

僕は一周回って

会社員でいることはなんて幸せなんだろう

と思うようになりました。

僕は男性育休の間に、資産運用や自分のブログを始めました。

それは現実的に取りうるリスクの範囲、つまり破滅しない範囲での運用となると1年に100万円を稼ぐのも一苦労だということです。

現実的なリスクの範囲での利回りはどんなにいっても年5%程度。

それでも2000万円の元手を突っ込まないと年100万円はもらえません。

もう少しリスクを抑えた運用になると5000万円くらいの元手が必要になります。

年に100万円なら世間のパートさんでもなし得る年収ですが、資産運用となるとめちゃくちゃ大変なんです。

でも会社員てある意味決まった時間に会社に行って、決まった時間座っていればお金がもらえます笑

しかも800万円。

そしてマイナスになることもありません。

もちろん時間というコストを払っているとも言えますが、金銭的な意味ではリターンしかないわけですね。

これはめちゃくちゃありがたいことだなぁと感じるようになりました。

男性育休を取る前は会社に縛られてイヤなことをガマンし続ける人生のような気がしていました。

しかし今はそう思っていません。

給料という確実なリターンを得ながら会社の看板を借りてちょっとやりたいことができる

という方向に考えが変わりました。

会社ではやりたくないこともガマンしないといけないですが、会社の看板がない自分てホント無力ですから・・

そう考えると毎日のイヤなこともどうでもよくなってきたんです。

この経験がないと、きっと子どもも産まれてますますガマンして働かないといけないと思っていたと思います。

おそらくほとんどの人はそうでしょう。

どっちが幸せかは本人次第だと思いますが、僕は断然今の考え方のほうが生きやすいです。

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