こんにちは。京大卒ただのサラリーマンの『ズボラ夫』です。
私は家事育児経験ゼロながら8ヶ月の男性育休を取得しました。
このサイトではその経験をもとに男性育休に挑む心構えやノウハウを詳しく紹介しています。
子どもができたらどのように教育資金を貯めるかということに悩むのではないでしょうか。
この記事では
やっぱり子どもが生まれたら学資保険入らないと
どの学資保険がいいのだろうか?
こういう学資保険について悩んでいる人に対して、
そもそも学資保険なんて意味ないよ
ということを解説しています。
子どもが生まれたら手を出してしまう人が多い学資保険。
僕からすると
学資保険は全く詐欺みたいな商品
だと思っています。
というか僕が最も信頼している保険のプランナーさんもそう言っていましたw
学資保険がダメな点
学資保険は預けたお金が確実に増えて返ってくることをウリにしています。
確かに積立をすることで手を付けないお金が増えて返ってくるとなると教育資金として最適なような気がしてしまうのでしょう。
実は保険自体に色んな欠点があるのですが、その中でも学資保険は次のような致命的な欠点があります。
この2つの欠点は致命的です。
順番に説明していきましょう。
返還の利率(解約返戻金)が悪すぎる
まず多くの学資保険は100万円預けてせいぜい105万円くらいしか返ってきません。
しかも20年くらい預けて増えるのがたった5万円です。
ありえない少なさです。
途中で引き出せない
上の105万円に増えるのはあくまで満期まで保有した場合の利率であって、途中で引き出そうとすると当たり前のように元本割れします。
しかし教育資金の備えとして準備しているお金なのに途中で引き出せないっていうのはおかしくないですか?
将来の備えというのはいつなんどき起こるかわからないリスクに対して備えるべきなので、子どもが成人するまでの間にお金を引き出せないのは備えになっていません。
ましてや子どもが成人するまでの間が収入的にも費用的にもキツイのに、成人するまでお金が引き出せないのはありえないです。
学資保険を一撃で倒せるアメリカ国債
アメリカ国債をご存知でしょうか?
実はこれ一撃で学資保険を倒せます。
アメリカ国債というのはアメリカ政府が発行している債券で、それを買うということはアメリカ政府にお金を貸すということを意味します。
貸したお金は約束した期間経てばアメリカ政府が利息をつけて返してくれます。
ちなみにアメリカという国がぶっ潰れない限り元本保証で絶対返ってきます。
(返ってこないときはたぶん日本が先になくなってます。)
たとえば20年貸せば利息は大体年間2%なんですね。
計算すると100万円アメリカ国債を買えば20年後には150万円返ってきます。
え?学資保険なら105万円?バカジャネーノ
はい論破。
僕がやっている学資準備
僕がやっている学資の準備はこの2つの欠点を解決しています。
具体的には次のとおりです。
これだけです。
ジュニアNISAは年間80万円までの投資の売買に関わる利益が非課税になる口座です。
そして『ダイワ上場投信-東証REIT指数』は年間の配当が4.5%出ます。
つまり100万円買えば1年に4.5万円非課税で配当がもらえます。
したがって、学資保険の20年で5%の配当が1年で手に入ります。
20年持っておけば配当だけで90万円返ってくるのでほぼ2倍になります。
そしてジュニアNISAは2023年以降はいつでも引き出せるので、必要なときはそのまま引き出せばOKです。
僕はジュニアNISAで4年で300万円積み立てる予定です。
そうすると10年で150万円、18年で250万円配当が貯まります。
こうなれば塾や大学などお金がかかるときに配当だけで賄うことができるでしょう。
ちなみに学資保険の受け取りは一時所得に該当するので50万円を超えると普通に所得税がかかります。
子どもが成人するころには収入も高くなっていると思うので、クソ高い所得税率がかかるわけです。
そう考えると学資保険がいかにクソな商品かわかるでしょう。
一体学資保険は誰が入るのか?
僕からすると学資保険なんて一体誰が入るんだろうか?と思うわけですが、結構入っている人多いみたいですね。
どういうセールストークで売り込みしているのか調べてみると
銀行預金より利息がいい
というのが一番大きいみたいでした。
確かに銀行預金と比べたら利息はいいですが、よく考えましょう。
20年で5%の利息というのは年利に換算すると0.5%です。
まぁこれでも銀行利息の0.001%よりは遥かにいいでしょう。
しかし、銀行預金金利みたいなゴミみたいなものと比較していいからOKというのは、
マイナス30℃のベーリング海で2ヶ月寝ずのカニ漁よりマシなんでマグロ漁船乗りましょう!
みたいな理屈ですよ。
比較する相手がゴミすぎて、それよりマシにみえるという話です。
そういうセールス文句を垂れる保険屋には『アメリカ国債』や『ダイワ上場投信-東証REIT指数』にどこが勝っているのか詰問してみましょう。
こういう他の可能性をわざとか知識不足かは知りませんが
だけに留める保険屋が多いんでしょうね。
お金が心配で男性育休を取れないという人が無知で学資保険に無駄金を払っているようなことがないように願います。
コメント